- 事業活動を行った結果、それが会社にとって良かったのか悪かったのか。
- 会社の財産は、何が増えて、何が減ったのか。
- 将来の事業活動のために準備資金としては足りているのかどうか。
これらについて経営者は何から情報をとったらいいのでしょうか。
会社の預金通帳、注文書、請求書など様々な書類も必要でしょうが、それらはすべて部分的であり、会社全体を見るためには不十分です。
会社全体を見るためには、
貸借対照表・損益計算書・資金繰り表(またはキャッシュフロー計算書)
さらに分析するためには、
部門別、商品別、得意先別、担当者別などいろいろなデータが必要となります。
これら書類の中身はすべて金額すなわち数字で表されてきます。
どんなに立派で詳細な計算書類が用意されても、そこから会社にとって有益な情報を読みとれないのでは意味がありません。
貸借対照表から何がわかるか。
ひとことで言うと「会社がつぶれないかどうか」がわかります。
カッコよく言うと「安全性」です。
細かく見ると、自己資本の比率、流動資産の比率、借入金と現預金のバランス、売掛債権と買掛債務のバランス、適正な在庫、など様々な割合を見て、会社の安全性をはかることができます。
損益計算書から何がわかるか。
ひとことで言うと「会社がもうけているか」がわかります。
これはいわば「会社の成績表」と言ってもよいでしょう。
具体的には、製品がいくら売れたのか、売るために経費はどれだけかかったのか、その結果、儲かったのか(黒字)損したのか(赤字)を見ることができます。さらには、年間いくら以上売上があれば黒字になるか(損益分岐点分析)、粗利率、経常利益率、労働分配率など様々な割合を見て、どこをどうすれば利益を出すことができるのか、その検討資料になります。
資金繰り表(資金繰り予測表)から何がわかるか。
会社にお金がいくら入ってきて、いくら出て行ったか、その結果、会社のお金がいくら残っているか、来月あるいは2~3ヶ月先、お金は足りていそうか、それとも銀行融資を考えないといけないか、などがわかります。
これらの情報を読む上で、大切なのは‘比較’です。出てきた数字や比率が良いのか悪いのか判断するために、一般的な基準や自社の過去の数値などと比較することが重要です。
頭ではわかるものの、なかなか経営に使えるようにならないという社長様も多いのではないでしょうか。 その解決策は、「継続」であり、その継続を支える「良きアドバイザー」です。
適切な資料で何度も自社の数字、比率を見て、他社との比較、過去との比較を事あるごとにすることです。そして“良きアドバイザー”として会計事務所担当者を利用すべきだと思います。会計事務所は毎日数字を扱うプロ集団です。社長によっては、いまさら基本を聞きにくいということもあるかもしれませんが、変な見栄は捨てて、基本から会計事務所に教えてもらうようにしましょう。率直に担当者に聞けば必ず応えてくれるはずです。もし困るようなときには私どもにご相談ください。必ずご期待に応えます。
- 社長はパイロット。決算書(試算表)は計器類。
会社を飛行機にたとえると、乗客は社員やその家族、取引先、金融機関などの利 害関係者であり、そのパイロットが社長自身です。 あなたは、計器類の見方を知らないパイロットが操縦する飛行機に乗れますか? 怖くて乗れないはずです。それと同じように、決算書や試算表をあまり利用しない、あるいは見てもその意味するところがわからない社長のいる会社が、将来危ういのは言うまでもありません。
- わかりやすいテキストと熱意あるコーチ
決算書の読み方、月次試算表の見方は、勉強しなければわかりません。しかし、忙しい社長は最も効率のよい方法でマスターすることを考えるべきでしょう。その良い方法のひとつは、毎月自社の月次試算表を見る際に読み方・使い方を習得することです。その際、大事なのは、わかりやすく質の高い月次資料をテキストにして、その内容をもとに社長をサポートする熱意ある会計事務所だと思います。
「平成の経営の神様」と言われる京セラの稲盛和夫氏はその著書で会計について次のように言っています。
「経営者自身がまず会計というものをよく理解しなければならない。計器盤に表示される数字の意味するところを手に取るように理解できるようにならなければ、本当の経営者とは言えない。」 (「稲盛和夫の実学 経営と会計」日経ビジネス人文庫より)
私たちは、「難しいことをわかりやすく伝えることがプロフェッショナル」であると認識しています。会計をもっと経営に生かしたいと思われる社長は、是非一度、私たちにご相談下さい。
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